2009年12月12日土曜日

(580)ビルマ選挙に「各国が協力を」

(2009年12月12日)
  アジアでの民主主義の促進について議論する「バリ民主主義フォーラム」で、インドネシアのユドヨノ大統領と共同議長を務めた鳩山首相は、ビルマで来年予定されている総選挙について、「各国が関心を持って協力することがアジア全体の民主化プロセスに大きな影響を与える」と述べ、各国による積極的な関与の必要性を訴えた。同フォーラムは12月11日までの二日間の日程で、東南アジア諸国や韓国、中国、オーストラリアなど36カ国の閣僚や政府代表が参加、米国や英国などがオブザーバーとして参加。私が気になるのは、シュエゴンダイン宣言(当ブログ532,533参照)との関係が不透明なまま日本の首相が来年のビルマの選挙の実施を認めてしまったことだ。この発言により軍政側が力を得て規定方針通り総選挙を民主的と称して強引に進めるかも知れない。あるいは軍政側と何らかの交渉があったのかな

2 件のコメント:

  1. 軍政側と何らかの交渉があったのでは?と推測されますけど…。
    東南アジア等各国の監視下で、公正な総選挙が行われることを期待したいですな。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    NLD側の要求である憲法改正なんか軍政が飲む可能性はゼロと思うよ。
    とすると「公正な総選挙」なんか絵に描いた餅、まだまだゴタゴタが続くと思うよ。(N)

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