(2009年10月11日)
アキバのミンガラ日本語教室は在日ビルマ人の間で有名であり、ビルマ本国でも名前が売れている。何しろ13年間ビルマ人専門に日本語を教え、修了生はすでに2000人近い。2006年ごろ牛久入管に収容されていたビルマ人女性延べ40人に日本語を教えたことがある。いわゆる出張授業だ。彼女らは今と違い平均10ヶ月もの間取り調べは無く、何にもすることが無く、ただ身の不幸を悲しんでいた。そこで私は彼女らに日本語の通信教育を始めたのだ。私が日本語能力試験に出た問題をコピーして渡し、彼女らが次週までに解答し、それを採点して戻すという方法だ。今品川入管でも同じ方法で実施している。ただ品川の場合現在約20人が平均4ヶ月間収容されていて、面会者は1回に10人しか面会できないので、やむを得ず1組4人3人3人の10人の班を二つ作り、毎週1班ずつ(結局毎週)面会している(続く)。
通信教育とは、なかなか効率的ですな。
返信削除先生の熱意に、生徒さんも懸命に応えていることでしょう!
K.A.
k.a.さん
返信削除ビルマの大学では学生デモを恐れて「通信教育」が流行ってると聞く。彼女らは、今後日本で生活するのだから、時間の有り余っているときに学ぶのが効率的か。(N)