2009年10月8日木曜日

(515)どうする? いよいよ民政化だ

(2009年10月8日)
  来年いよいよビルマ流民主政権が誕生する。銃口を国民に向けることのできる軍事政権は遂に最終コーナーを回りだしたのだ。今朝の朝日は「軍政、選挙活動も独断」、「候補者着々・国営紙PR」、「日程・法律発表せぬまま」、「反勢力の順部外準備妨害?」という見出しを並べていた。総選挙の実施が来年というのに肝心の政党法や選挙法が今なお公表されず、日程も不明のままだ。だが総選挙後も権力を維持したい軍政はすでに候補者を決め、事実上の選挙運動を繰り広げている。国際社会が求める公正さや透明性は、早くもないがしろにされている。消息筋によると、軍政は総選挙の大半の候補者をすでに選定、多くは軍人だという。軍政の翼賛組織連邦団結発展協会(USDA)が中心となり事実上の選挙運動が始まっている。世界各国もおそらくこの新政権をしぶしぶ認めざるを得まい。軍事政権はかかと笑う。

2 件のコメント:

  1. はて、どうなりますか?
    「成り行きまかせ」とは、誠に残念!
    矢張り国連安保理がしっかりと対処すべきでは?
    K.A.

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  2. k.a.さん
    今のところ「成り行きまかせ」でしょう。問題は国民の気持ちですが、深い真意は別として、やはり「成り行き任せ」、「長いものには・・・」の気持ちでしょう。そもそも日本政府が否定してないのだから。(N)

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