(2009年9月27日)
今日の朝刊によると自宅軟禁中のビルマ民主化運動指導者スーチー氏は26日軍政トップのタンシュエ議長に書簡を送り、欧米諸国による制裁解除に向けた方策について自身の考えを伝えたという。いままで国際社会による制裁に一貫して賛同してきたスーチー氏が解除の可能性に言及したことは、来年予定されている総選挙に向け、軍政との交渉に応じる可能性を示唆したとの見方が出ている。米オバマ政権が対ミャンマー政策の見直しを決めた直後の動きだけに、軍政側がどのように応じるかも注目される。米国がオバマ政権誕生により大きく変わりだしたこと、その政策が日本の従来からの政策と類似してること、EUの意向が不明確なこと、世界各地の反軍事政権グループが足をすくわれる状態になることなど波及する問題は大きい。いずれにせよビルマは軍事政権の下で来年は民政化する。これでいいのか。
スーチー氏の態度変更は、事態好転の契機になるのでは?
返信削除と大いに期待!
K.A.
k.a.さん
返信削除スーチーさんの変心はウエップ上院議員と面談した後からですが、どういう話があったのか知りたいですね。従来の日本の対緬外交と同じ様相を呈してきますが、アメリカが来年の総選挙を認めるとなると、日本にいる反政府のビルマ人は何を信じたらよいのか気の毒です。(N)