2009年9月19日土曜日

(496)決意漲る パブリシティの第2弾

(2009年9月19日)
  牛久入管にいる11人のビルマ人がサフラン革命の2周年記念日を期してハンガーストライキを平穏裡に実施することを知った。サフラン革命というのは例の長井健司カメラマンがヤンゴンで射殺されたときの騒動を言う。最初は88世代学生グループがガソリンの高騰で歩いて帰ろうと音頭をとり、次第にこの動きが僧侶集団に広がり、僧侶の大集団が行進を始めたため街全体が茶色に染まり、その色がサフランのおしべの色(食用色素)に似ていたことから欧米系のマスコミがサフラン革命と名づけた言葉のようだ。牛久入管の11名がそれぞれ実名を出してマスコミにハンスト決行のニュースリリースを発送したことは、悩みぬいた上での決意表明であろう。実名が軍事政権に知られたら家族が迫害を受ける可能性があるなか、そのような危険性を覚悟した上でのパブリシティーであり、単なるパフォーマンスでは絶対ない。

2 件のコメント:

  1. 悲壮であるが崇高な行動ですな。
    良い結果が得られますように!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    実は第1回目ハフリシティのとき牛久入管に取材に来た朝日記者が「なんだかパフォーマンスくさい」という印象を抱いたと聞いたので、家族への迫害を恐れず真剣に訴えたというニュアンスで作成してみたものです。明後日29箇所に郵送するのでどうなるかしら。(N)

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