2009年8月10日月曜日

(456)また一人 在留特別許可が

(2009年8月10日)
  私は2006年12月から2007年12月にかけて毎週牛久入管を訪問しビルマ人女性と面会していた。いつも大体1番に門をくぐるが、2番~4番は牛久の会の大滝さん、田中さん、細田さんが続く。私はビルマ人女性を担当したが、年間40人と面会したことになる。当時は全員品川入管から移された人で平均10ヶ月は収容されていた。一回に5人と面会することができ、時間は25分、1日に4組は面会可能であった。その中の一人から今朝電話があり、1年のビザが貰えたという弾んだ声が聞こえた。定住ビザなのか特定活動ビザなのか本人は分からないようだ。これが分からないということは困ったことだが、まあ3年越しのビザ取得、嬉しくて頭が真っ白になったに違いない。ビザが出たことは確かなので私もすっごく嬉しい。これで40人中ビザ取得者は15人となった。全員が取得したら改めてお祝いの会を開こっと。

2 件のコメント:

  1. 3年越しのビザ取得とは、心底嬉しいでしょうな。残りの人も、早く取れますように…!
    K.A.

    返信削除
  2. k.a.さん
    ビザを取得できれば、保証金が戻ってくるのが彼らの一番の喜び、当時は一人50万円でしたから、国から50万円の大金が戻ります。健康保険も日本人並みに使え、堂々と働くことができ、外国旅行もできるようになります。また精神的な束縛がなくなることも嬉しいでしょう。難民取得は相変わらず遅々としてますが、在留特別許可はどんどん増えています。(N)

    返信削除