(2009年8月21日)
先にオバマ政権がビルマに特使(有力上院議員)を送り、軍事政権への経済制裁を緩和する方針を明らかにした。英国首相が経済制裁強化を宣言した直後の発表であり、世界中が混乱しているのではなかろうか。たまたまそれに便乗するように親軍政市民団体「連邦連帯発展協会」(USDA)のトップが外務省(中曽根外相)の招きで20日朝来日。代表団は1週間に亘り日本に滞在するが、団長はテイウーUSDA書記長(農業灌漑省大臣を兼務)、他にティントゥーウー農業局長、軍保安局(軍政諜報機関)職員など。宿泊先はホテルニューオータニ、20日には鎌倉大仏を訪問する。23,24日は野党議員と、25日には外務大臣や、農林水産副大臣との会見が予定されている。日本の民主党への軍政側のロビイング活動と見られている。USDAは03年のスーチー氏襲撃や07年の僧侶襲撃事件に関与しているようだ。
2009年8月21日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
米国の、ビルマ軍事政権への経済制裁緩和方針は頂けませんな。慎重に、かつ各国との連携プレーをよろしくお願いしたい…。
返信削除K.A.
k.a.さん
返信削除オバマ政権が、今までの共和党政権と違う施策を打ち出してきましたね。この施策はスーチーさんを見捨てる施策ともいえましょう。外交の世界は怖いですね。(N)