2009年8月27日木曜日

(473)混乱してる ビザと在留資格

(2009年8月27日)
  私は時々ビルマ人に「あなたのビザは何?」と質問するが、この場合正しくは「あなたの在留資格は何?」と聞くほうが法的に正しいようだ。ビザ(査証)はヤンゴンの日本大使館がパスポートにビザの印を押すのだが、「このビルマ人が持っているパスポートは入国目的から見て日本への入国に問題ないと判断する」という意味があり、成田から入国する際に入国審査官に推薦(紹介)する役割を果たす。ビザは外交、公用、就業、一般、通過,短期滞在、特定の7種類に区分され、入国目的の欄に在留資格が記入されているが、上陸許可が得られれば、ビザはご用済み。一方、上陸後の在留資格は現在27種類に分類されており、それぞれに在留期限が明示されている。時々「ビザの延長期限が来週だ」という言葉も聞くが、これも正しくは「在留期間の延長」だろう。難民申請者は無資格であり「在留カード」も貰えない。

2 件のコメント:

  1. なるほど、ビザと在留資格との関係・区別は、明快ですな。
    それにしても、在留資格が27種類にも分類されているとは、ちょっとした驚きですな。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    日本に入るまでがビザ、入ってからは在留資格と覚えれば比較的簡単なこと、今まで混乱していたのは実は私の頭の中。(N)

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