(2009年8月20日)
ビルマ国軍がビルマ北東部の少数民族シャン人の民間人に攻撃を行い、この3週間で1万人以上が避難を余儀なくされた旨、ヒューマンライツウオッチが発表し、ビルマ軍事政権に対し民間人への攻撃を直ちに停止するよう求めた。世界の注目がスーチー氏の裁判に向かっている間に、少数民族への周辺化が進められ、彼らは厳しい迫害を受けている。7月末から8月にかけてシャン州のライカー郡と中部のムンケーン郡の39か村で、500戸が焼き払われた。国軍部隊が攻撃するのは反政府武装勢力のSSA-S(シャン州軍南部部隊)だ。一連の軍事行動によりすでに35万人が生活基盤を失い、隣国タイで難民として生活している。ヒューマンライツウオッチは「国連安保理は怠慢さから脱し、人権侵害行為に関する調査委員会の設置を決議すべきだが、中国とロシアがビルマ軍政を支援するならば実現困難」とした。
映画「ランボー4」を思い出してしまいますね。。。
返信削除国連安保理が、何らかの対応を取るべきだと思うのだけど、実現は不可能かな?
返信削除K.A.
stさん
返信削除ランボーは少数民族を助けるためにビルマ軍兵士をガンガン撃ち倒しましたねえ。胸のすくような射撃でしたが、ビルマ人大好き人間としてはやりきれない場面が続きましたね。戦争はやってはいけないとつくづく思います。(N)
k.a.さん
返信削除考えてみると国連安保理というところは、実にバランスよく運営されていて、1極だけのわがまま(正論でも)が通らない仕組みになっていますね。(N)