2016年9月24日土曜日

(3063)ミャンマーCTBTを批准 日本の支援約束 後押し

 9月18日の朝日新聞より。軍事政権時代に北朝鮮の支援による核開発疑惑も取り沙汰されたミャンマーが、包括的核実験禁止条約(CTBT)を批准した。日本政府などの働きがけが奏功し、米ニューヨークで21日に開かれるCTBT関連の外相会合で岸田外相が報告する運びになった。岸田外相は5月にスーチー国家顧問兼外相と会談。CTBT早期批准に向けた支援を約束するなど、日本政府として後押ししてきた。海外からの投資拡大に力を入れるミャンマー側は、国際社会の疑念を払拭する狙いで批准に踏み切ったとみられる。CTBTは採択から今年で20年で、批准国はミャンマーを含めて計166カ国に達する。ただ発効には潜在的な核開発能力を持つ特定44か国(発効要件国)すべての批准が必要。中国 米国などは批准せず見通せていない。

2 件のコメント:

  1. 一応、嬉しいニュースですな。
    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    ご指摘の通りですね。でも発効できないことが分かっている・・・というのは意味のない条約と言えないかしら?

    返信削除