2016年9月19日月曜日
(3058)ティラワSEZ 住民移転テーマの作品が受賞 ワッタン映画祭
9月17日のミャンマーニュースより。9月11日、ヤンゴンで開かれた「ワッタン映画祭」で、日本とミャンマーが共同で開発を進めるティラワ経済特区(SEZ)の住民移転問題を取り上げた「MOVE」がドキュメンタリー部門で受賞した。 移転を迫られる住民が、家族の墓を掘り返して移動させる様子を撮影したもので、掘り出した遺体の映像を盛り込むなど衝撃的な作品だ。2015年に撮影されたもので、住民が移転した後の生活には触れられていない。同監督は取材に対し「ミャンマー各地で同様な事態が起こっているので、大型開発であるティラワを取り上げた」と話している。住民移転を巡っては、ミャンマー当局が当初強引な立ち退きを迫ったことなどから問題化した。その後JICAが専門家を派遣して和解に務め、移転した住民の生活環境は 改善している。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
受賞は当然でしょうな。JICAに対する評価も徐々に広まってほしい。
返信削除K.A.
K.A.さん
返信削除ナントナク日本に対する批判的映画とも受け取れる。JICAが急遽飛び出したのも理解できるが。