2016年9月2日金曜日

(3041)ミャンマー和平へ 武装組織と初会議 スーチー氏率いる新政権

 9月1日の朝日新聞より。ネピドーで31日、内戦状態が続く政府と少数民族武装勢力の和平を目指す「連邦和平会議」が始まった。スーチー国家顧問の新政権下では初めて。スーチー氏には会議での議論を、軍政下で定められた憲法の改正につなげたい思惑もある。国内和平はテインセイン前政権下で進められ、約20の武装組織のうち8組織の間で昨年10月、全国規模の停戦協定が実現した。今回はスーチー氏の意向で、カチン独立機構やワ州連合軍など、17組織が参加、国連のパン事務総長も開会式に出席した。スーチー氏は北部にいる10万人の国内避難民らを念頭に、「彼らの苦境を忘れてはならない」と訴えた。今後は6か月ごとに開催する予定。スーチー氏は共に「改憲」を掲げる少数民族勢力との協議の場を使って、軍を説得したい意向だ。

2 件のコメント:

  1. 国連総長が出席したのは、よかったですな。うまく行きますように…。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    スーチー氏が中国を訪問した日に17組織に増えたのは、中国側の見え見えの配慮。スーチーさんよ、気分をよくしてミッソンダム工事の再開など許可しないように。国連事務総長の出席は意外、日本財団なんかもずいぶん活躍したはず。

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