2016年5月31日火曜日

(2942)スーチー氏来月タイ訪問:近隣外交優先

 5月28日の時事通信ニュースより。スーチー国家顧問兼外相が6月下旬に隣国タイを公式訪問する計画であることが27日、判明、タイ政府筋が明らかにした。スーチー氏は3月末に同氏主導の新政権が発足して以来、初の外遊先として5月6日に東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国ラオスを訪問した。同氏は「全方位外交」を基軸に外交を進める方針を示しているが、近隣諸国との友好関係を固めることを優先する考えとみられる(以上)。今回のタイ訪問によって、彼女のアセアン重視の姿勢が明らかになった。前回のラオス訪問では、スーチー氏はティンチョー大統領とともに、ブンニャン国家主席と会談している。前テインセイン政権は「脱中国依存」を進めてきた。スーチー氏も前政権の「脱中国依存」政策を踏襲する姿勢を示している。今後進路に注目。

2 件のコメント:

  1. 「脱中国依存」政策を踏襲する姿勢とは、嬉しいニュース。是非とも実現されてほしい。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    「脱中国依存政策」とあるが、これはテインセイン時代からの政策であり、スーチー氏は「全方位外交」を目指しています。ミャンマーは中国とも仲良くしてほしいです。

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