2016年5月4日水曜日

(2915)「ミャンマーを全面支援」 岸田外相スーチー氏と会談

  5月4日の朝日より。副題に「中国先行接近急ぐ」。岸田外相はスーチー国家顧問と会談、日本の閣僚が会談するのは初めて。岸田外相は新政権が特に重視する雇用創出や農業、インフラ、財政金融といった分野で全面支援すると説明、その上で「ミャンマー側と意思疎通を行い、ニーズを確認した上で協力していくのは当然」とし、経済協力案件はスーチー氏と連携して作り上げるとした。こうした方針は中国の出方を見て決められた。中国王外相は中国企業が開発すると決めていた水力発電ダムの再開を持ち出し、スーチー氏が怪訝な対応をみせたからだ。ただミャンマー外務省は「中国との関係上、日本に急接近するわけにはいかない」とも話す。日本も新政権の安定のためには 中国の役割は重要と考える。新政権が 中国に配慮することも理解している。

2 件のコメント:

  1. 新政権が着実に力をつけて、実績を出してゆくことを心から祈願…。
    スーチーさん(1945~)、健康にも十分に気をつけてほしい。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    その通りだと思います。ミッソンダムの工事の再開はミャンマー側の利益は何もなく、すべてが中国側に収奪されるので、できれば再開させないようにしてほしい。

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