2016年5月21日土曜日

(2932)ミャンマー人とのビジネス 「後払い制」が高リスクな理由

 5月19日の新刊JPニュースより。「ミャンマーに学ぶ海外ビジネス40のルール」【(2922)で紹介ずみ】の著者深山沙衣子さんへのインタビュー記事。彼女のご主人はミャンマー人で、日本企業がミャンマーに進出する際の支援活動を行う「日本ミャンマー支援機構」を設立し、活動している。文中では、文化の違いからくるトラブルが多いという。例えば1988年に「高額紙幣廃止令」が出たため、その後は紙幣に頼らず、貴金属や土地を所有するようになり、手元に現金を持たない人びとが増えた。もしミャンマー企業が日本企業から商品を購入しても、貴金属や土地の換金が不成立だと、手持ち現金が少ないため、後払いのリスクはかなり高くなる。このように、両国の文化的な違いから、それがもとでビジネスの障害になるという状況がまま見られると解説している。

6 件のコメント:

  1. 先生、
     高額紙幣廃止令が出たのは私が大学三年の試験の最中で1987年9月でした。
     その時試験の二日目に反対運動があり学校閉鎖し、1ヶ月後に試験再会しました。
     12月に大学4年生になりましたが、3月に学生運動が勃発し、3年間学校閉鎖しました。

     

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  2. 名無しの権兵衛さん
    ありがとうございました。高額紙幣廃止令が出たのは1年前の1987年9月だったんですね。これって、富裕層の中国人、インド人を排斥するための措置というのは事実ですか?

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    1. 当時、社会主義なので、国民は大金を持っていて困ったという一般市民は少なかったことは事実です。
      一定の額(はっきり覚えていませんが)庶民が持てそうな金額は両替することが出来ました。

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  3. 名無しの権兵衛さん
    一般のミャンマー人家庭が困らないようなタイミングで、高額紙幣廃止令が出たということですね。もしそうだとすると、ミャンマー人の金持ち政商や、軍人の偉い人は相当反発したと思いますが、実際はどうだったのでしょうか?

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    1. 当時は社会主義でネーウィン独自独裁時代なので、軍の偉い方は今みたいに金儲けは出来ません。あったとしても少しだと思います。
      高額紙幣といっても75チャット、25チャットと45チャットだったと思います。
      当時100チャット紙幣もありました。
      反発したので大学の試験二日目で学校閉鎖しましたよ。
      これ二回目書いたのです。朝一回書いたのが消えちゃったみたいです。
      私しばらくコメントを書いていないので名前入れられなくなっています。


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  4. 名無しの権兵衛さん
    いろいろ情報有難う。お蔭ですっきりしました。

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