2016年5月11日水曜日

(2922)ミャンマーに学ぶ海外ビジネス40のルール(新刊)

  5月10日の新刊JPより。深山沙衣子著、合同フォレスト刊、副題は「善人過ぎず、したたかに、そして誠実に」。ミャンマーから日本にやってくる旅行者、「明日は東京観光の予定だったが箱根へ行きたい」、「旅程に入っていないが今から辛い料理を食べに行きたい」とドタキャンが多い。彼等には「迷惑をかけている」という意識はあまりない。ミャンマーでは政治体制やビジネス環境が「一日にして」急変することがあり、計画的に行動するという考え方から遠ざかっている。また、ある日、男性社員が遅刻したため皆の前で軽く注意したところ、翌日から出社しなくなった。両親、教師、僧侶以外の人間が、人前で叱られたことはショックが大きかったのだろう。本書の終盤にミャンマーの歴史が紹介されているが本書を通して異文化理解のノウハウを学んではいかが。

2 件のコメント:

  1. 「善人過ぎず、したたかに、そして誠実に」とは、素晴らしい! 今様「孫子の兵法」。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    この本を読んで、ミャンマー人はこういう性格だ…とか断定しない方がいいような気がする。こういう考えの人もいる…位にしないと危険な感じがする。

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