2016年5月10日火曜日

(2921)小口金融の輪 IT使い広げる

  5月9日の朝日新聞より。ヤンゴンから車で1時間ほどの町モピ。小口のお金を貸す「BCファイナンス」の支店は、飲食店経営者や農家でにぎわっていた。カレー店を経営する一人は、10万チャット(9200円)を借りたのを手始めに、事業を拡大させてきた。「稼いだお金は子供の教育費に回してきた」という。収入の低さなどで銀行口座を持てない人びとに、小口の融資や貯金サービスを提供して自立を促す金融「マイクロファイナンス」。BCの融資は無担保だ。希望者が3~7人で1組となって連帯責任を負う。経営責任者は「成長市場での融資なので、借り手が返せなくなるリスクは低い」という。課題はある。小口融資は件数が多くなる一方、情報システムや支店の運営にそれなりのお金がかかる。日本のIT企業が、情報システムのコストを 下げる実験に参加する。

2 件のコメント:

  1. 重宝で便利な小口金融業…。システム等の改善により、更に普及するでしょう。

    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    ミャンマーには貯金という概念がなくなりました。軍政時代に高額紙幣が紙くずになったためです。これから少しずつでも、貯金を続けてほしいです。

    返信削除