2016年5月2日月曜日

(2913)ミャンマー新政権1か月 スーチー氏主導鮮明

 5月1日の日経新聞より。「改革に一層のスピードを求める」。国営紙の一面にスーチー氏が主要閣僚を叱咤する閣議の写真が掲載されたが、そこにはティンチョー大統領の姿はなかった。スーチー氏は4月上旬新設した「国家顧問」に就任、政権を主導している。3月下旬、31あった中央省庁を21に減らす法案を可決した。閣僚や各省庁も大胆な計画を出し始めた。商業相は5年後に輸出額を3倍に増やす方針を表明、計画・財務相も現在600億ドルの外国投資受け入れ額を30年に1400億ドルに引き上げる計画策定に着手。またスーチー氏は、公務員倫理綱領を発表し、汚職根絶に動き出した。7日に全政治犯の釈放を発表。軍との協調も重要で、スーチー氏は「国内平和に悪影響を及ぼす方法では改憲しない」と強調。一方USDPの切り崩しも必要となる。

2 件のコメント:

  1. スーチーさんは、当分の間、国家顧問で良いのでは。
    若手議員のレベルアップ、情熱等、日本の明治維新当時の志士達のような活躍が望まれる。

    K.A.

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  2. K.Aさん
    国家顧問はなかなかいい役職名だ。ミャンマーで急ぐことはまず「教育」だろう。志士も教育を受けていないと成功しない。

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