2016年5月12日木曜日

(2923)ミャンマーで家庭菜園を広める医師 名知仁子さん(53)

  ヤンゴンから車で約5時間、ミャンマー南西部のミャウンミャ地区の12の農村を車で飛び回る。栄養不足を補う家庭菜園作りや「飲用の雨水からボウフラを減らすには」など、住民に説く講義のためだ。日本の大学病院の内科医だったが、閉鎖的な医局システムに息がつまり、「国境なき医師団」に参加、ミャンマーに派遣された。年1千万円の収入は月6万円になったが、これが本当にやりたいこと。次第に栄養不足や不衛生な生活に起因する病気の多さに気付く。4年前、日本でNPO「ミャンマーファミリークリニックと菜園の会」を設け独立した。講義の参加者は1年で7600人、ミャウンミャはスーチー氏の母親の故郷。「人々はいま、国の未来に期待している。私も医者として力になりたい」という(以上)。我々の「みんがらネットワーク」の会合に参加したこともある。

2 件のコメント:

  1. こちらは朝日新聞がソースだったのですね。
    名知先生がFacebookでコメントされていました!

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  2. STさん
    おなじみ名知さん頑張っていますね。病気予防のための菜園作り、なかなかできることではないと思います。先日若干の寄付をしておきました。

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