2016年5月3日火曜日

(2914)米国大使館前で数百人がデモ、「ロヒンギャ」との呼称に反発

  5月1日のミャンマーニュースより。ミャンマー沖合でのボート転覆事故の際、在ミャンマー米国大使館が乗船者を「ロヒンギャ」と呼称したことに対し、僧侶を含む数百人もの抗議者が4月28日、同大使館前でデモ。抗議者らは乗船者らを「ベンガル人」と呼び、バングラデシュからの不法入国者であると訴えたほか、ロヒンギャはミャンマーには存在していないことを強調した。さらに抗議者らは、米国が「ロヒンギャ」と呼ぶなら、ロヒンギャを米国に連れて行くように訴えた。前政権はロヒンギャをバングラデシュからの不法入国者とみなし、「ベンガル人」と呼んでいた。また、ロヒンギャは、ミャンマー政府から基本的人権が与えられていない。同大使館は、デモを行う権利は認めながらも、世界中のすべての人々は、基本的人権を有するべきである との考え方を示した。

2 件のコメント:

  1. さすが米国大使館。大人の対応…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    問題はスーチー氏が一言もしゃべれないこと。スーチーさんが同じことをしゃべれないのは正に悲劇。まあこの5年間は封印せざるを得ないのでは。

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