2015年7月31日金曜日

(2637)ミャンマー中国にも配慮 大統領インタビュー

  7月30日の日経新聞電子版より。ミャンマ―のテインセイン大統領は29日、「中国との関係はとりわけ重要」と述べ、中国への配慮をにじませた。2011年の就任後、「脱・中国依存」と欧米などとの関係改善を進めるバランス外交を目指してきたが、今回の発言には中国を過度に刺激することを避ける狙いがある。テインセイン大統領は就任直後の2011年秋、中国企業が建設するミャンマー最大の水力発電所ミッソンダムの計画を、環境配慮を理由に凍結した。大統領は「中国はミャンマーにとって最大の投資国」としたうえで、ミッソンダムは国民の反対が大きいため凍結したが、国内には同種の水力発電所プロジェクトがあり、これらの投資を歓迎する」、「もう一つの隣国インドとの関係も重要」、「主権を守るため、国軍の力も大切である」など発言。

2 件のコメント:

  1. 中国との関係復帰は、余り歓迎できませんな。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    うーむ。(2625)でも書いたが、すでにタイ、中国、ミャンマー間でサルウイン河の水力発電所の開発に調印済み。これなんか明らかに中国を意識した大統領の決断でしょう。大統領も大変だなあ。

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