2015年7月28日火曜日

(2634)ロヒンギャの元国会議員が訴え「人権、保障してほしいだけ」

  7月28日の朝日より。ミャンマーで「バングラデシュからの不法移民」として国籍すら認められないイスラム教徒のロヒンギャ。しかし同国で25年前、ロヒンギャの国会議員が誕生していた。民主人権党のチョーミン党首(70)だ。訪問先のマレーシアで「独立や自治を求めているわけではない。日々の生計の道と人権を保障してほしいだけだ」と訴えた。チョーミン氏は1988年の民主化運動に参加したのち、90年の総選挙でラカイン州から立候補し当選した。当時は軍事政権も民主化勢力もロヒンギャの被選挙権を事実上認めていた。この総選挙ではNLDが議席の8割を得たが、軍政は結果を無視、その後20年も居座った。多くのロヒンギャが他国に逃れる中、チョーミン氏はヤンゴンで暮らす。「政治家としてミャンマーにとどまり、人権を求めて戦いたい」。

2 件のコメント:

  1. 民主人権党チョウミン党首の声が叶えられますように…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    現在ロヒンギャは四面楚歌。彼のような存在は貴重であり、ぜひ声を上げてほしい。

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