2015年7月19日日曜日

(2625)サルウイン川水力発電所建設、ミャンマー・タイ・中国が覚書に署名へ

  7月17日のミャンマーニュースより。ミャンマー・タイ・中国の3か国は今年中をめどにシャン州のモントン水力発電所建設の覚書に署名する見込み。同発電所はミャンマー東部を流れるサルウイン河に建設される。3か国の話し合いの結果、同発電所の権益は、タイ発電公社と、中国長江三峡集団がいずれも40%ずつ、ミャンマー政府が20%を保持する。工期は5年、発電出力は7000メガワット(MW)を見込む。このうち6300MWはタイと中国に送電されるが、電力不足が続くミャンマーの電力需要を満たす水準には至らない。6月、タイのエネルギー相は両国間で天然ガスや石油の開発、インフラ整備に関し協力する覚書を交換した。タイとミャンマーは経済的にも密接な関係にあることから、エネルギー分野での協力体制が進んでいくものとみられる。

2 件のコメント:

  1. 一大発電所ですな。
    ミャンマーはタイを先輩国と立てながら、協力し合うことは、大へんに好ましい…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    久しぶりに中国との経済協力の話が出てきた。今回もミャンマーにとって、あまりいい話ではないようだが。

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