2015年7月18日土曜日

(2624)急増する難民 日本がすべき支援は何か

  7月11日の西日本新聞(社説)より。紛争や迫害から国外に逃れた難民、国内の住居を追われた避難民などの総数が第2次大戦後で最多となっている。UNHCRによると、2014年末現在で5950万人に上る。戦後最多だった13年末から830万人も増えている。今も世界各地で紛争が多発。シリアの内戦は終息のメドが立たず、過激派組織「イスラム国」などによるテロが繰り返される。また紛争を食い止める国際社会の協力体制も揺らいでいる。アジアでもミャンマーから密航船で逃れているロヒンギャ族がいる。周辺国は受け入れに消極的でミャンマー政府は自国民であることすら認めていない。当然日本にも貢献が求められる問題だが、日本政府の姿勢は消極的すぎる。現に困難な境遇にある人を一時滞在させる制度は検討に値するのではないか。

2 件のコメント:

  1. 本当に問題が多過ぎますな。最重要はイスラム国の抹殺であり、ロヒンギャについては、
    ミャンマー政府が自国民と認めねばいけませんな。
    しかし実現は極めて困難で、空しい思い…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    本当に虚しく感じますね。せめてアジアのロヒンギャ問題は、日本がリードを取って進める気概が欲しいです。

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