2015年6月8日月曜日

(2583)館林のロヒンギャ(写真)

  6月5日の朝日夕刊より。彼等には国籍がない。ミャンマーから日本に逃れてきたロヒンギャ族の人たち。群馬県館林市を中心に200人以上が暮らす。1900年頃から偽造旅券などを使い来日し、難民認定されたり、在留資格を与えられ徐々に定住が進んでいる。ミャンマー政府はイスラム教徒である彼らの国籍を認めていない。移動や結婚も制限。迫害の無い生活を求めて来日したが、「無国籍者」を認定する法的仕組みが日本にはなく、日本語学習など、公的支援を受けることができていない。5月には東南アジアで密航船で大勢のロヒンギャ族が救出され、国際的に問題が広大。日本にも無国籍者の権利保護をうたう国際条約への加入や、法的な位置づけが求められている。(写真には20数人の在日ロヒンギャ族住民が横一列になって写っている)。

2 件のコメント:

  1. 館林市には、かなり前から定住しているんですな。
    わが国も、「無国籍者の権利保護をうたう国際条約」への加入を、真剣に考えてほしい。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    日本がこのような条約になぜ加入しないのか、わかりません。その理由を早く発表してほしいですね。

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