2015年6月6日土曜日
(2581)スーチー氏、10日から初訪中、習主席と会談へ
6月5日の日経電子版、及び6月6日の朝日より。NLDは5日、スーチー党首が6月10日~14日、中国への初訪問を発表、習主席ら幹部と会談する。スーチー氏は旧軍事政権と親密だった中国訪問に消極的だったが、今秋の総選挙で、NLDの優勢が予想されており、選挙後の政権参画をにらんで中国との関係構築が不可欠と判断。関係者は「今回の訪問は中国共産党からの招待」と説明。スーチー氏は12年春の補欠選挙で当選、現在下院議員を務める。中国については、中国側の要請にもかかわらず訪問を先送りした。今秋の総選挙では、政権与党のUSDPとNLDの一騎打ちとなるが、選挙後まで訪中を先送りすれば、重要な隣国の中国との関係が悪化しかねない。中国側には厚待遇でもてなして、スーチー氏を懐柔しようとの狙いがありそうだ。
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NLDの優勢が予想されているとは、嬉しいですな。できれば大差で…。
返信削除K.A.
K.A.さん
返信削除現在も軍事政権であり、総選挙で何が起こるか不安はあります。仮にNLDが圧勝したとしてもNLD側に有能な行政官がいるとは思えません。スーチさんの行政能力も未知数です。大統領にだれがなるのか、憲法をいつ改正するのか、問題は山積みです。