2015年6月21日日曜日

(2596)ロヒンギャ族の悲劇 相次ぎ報道

  6月19日の日経電子版及び6月20日・21日の朝日新聞より。日経記事によれば、ロヒンギャ族のMさんは、人身売買組織の男に言葉巧みに誘われ、450人のすし詰め密航船に乗せられた。その後2か月タイ南部のキャンプに拘束され、毎日飢えで2・3人が死んで行った。悲劇は3年前に遡る。ラカイン州で仏教徒とロヒンギャが衝突、200人以上が死んだ。その時ミャンマー政府は、ロヒンギャを郊外に隔離、差別が強まった。秋の総選挙を意識してかスーチー氏も沈黙を守り、冷淡に対応。タイやフィリピンでも少数派イスラム教徒の反政府活動が続く。(以下朝日)。ロヒンギャ族約50人が渋谷でデモ行進、日本政府に対してミャンマー政府に迫害停止を要請するよう訴えた。岸田外相はロヒンギャ族に対し350万㌦(4億3千万円)の資金協力を発表。

2 件のコメント:

  1. 大変な悲劇ですな。
    矢張り、国籍問題の解決が最重要なのでは…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    そうですね。だけど国籍問題はミャンマーが強烈に反対するだろうから、締結はまず無理、日本は得意の「金だけ出す」作戦。中国の考え方はまだ不明。

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