2015年6月19日金曜日

(2594)難民にもなれない8年 ミャンマー・ロヒンギャ族、群馬館林に

  6月19日の朝日(8段記事)より。群馬県館林市に、ミャンマーのロヒンギャ族2百人がひっそり暮らしている。日本で難民として認定されず、仕事や医療面で苦境にある人も多い。古い民家の一室で、Aさんは2時間しか眠れず早朝に目を覚ました。6月8日は入管に行く日、正式な在留許可はない。館林にはモスクがある。会社を経営するロヒンギャ族の一人の男性を頼って館林市に集まり始めた。いま彼らが一番心配しているニュースが、東南アジアの国々に5月だけで5千人近くも船で漂着している問題だ。インドネシア政府とマレーシア政府は、ロヒンギャ族漂流民を1年間に限って滞在を認めているが、その後の見通しはない。ミャンマー政府はロヒンギャ族は存在しないとの立場だ。「アジアの問題であり日本が役割を果たすべきだ」との声も出ている。

2 件のコメント:

  1. 館林市に、200人がひっそりと暮らしていますか。
    国籍問題について、早急にミャンマー・バングラデシュ間で決めなければいけないと思うけど…。

    K.A.

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  2. K,A.さん
    ミャンマーはこの問題に関し、かたくなにバングラデシュ難民説を取り上げており、人権を重視するスーチー氏も全く発言できません。両国で話し合うことはまず無理でしょう。

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