2015年6月17日水曜日

(2592)タイ消費財大手サハグループ、ミャンマーの工業団地造成断念

  6月16日のミャンマーニュースより。タイ最大の総合消費財メーカー、サハグループは、ミャンマーに工業団地を造成することを計画していたが、断念する。工業団地は160㌶を予定しており、造成に当たって調査していたが、造成予定地の地価が高かったことが計画断念の要因。サハグループは、自社単独ではミャンマーでの工業団地造成が困難であることから、日本とミャンマーが官民一体で開発を進めているティラワ工業団地において、工場用の土地をリースする予定だ。経済成長が著しいミャンマーでは、マンションやオフィスビル、ショッピングセンターの建設が相次ぎ、今後工場の建設も増加する。しかし開発のスピードがあまりにも急激で、不動産価格の上昇に拍車をかけており、政府は対応に苦慮している(サハグループにはライオンも参加)。

2 件のコメント:

  1. サハグループ懐かしいですな。活躍に期待…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    自力で工業団地を造ろうとした意気込みは大したものです。結局は日本が造成中のティラワ団地の土地を購入してリースするようですが、タイの大財閥がミャンマーでどう動くのか楽しみです。

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