2015年6月11日木曜日

(2586)「スーチー大統領」困難 改憲案、条件緩和なし

  6月11日の朝日より。スーチー氏が来年初めにも選ばれる新大統領になることはほぼ不可能だ。USDPが10日に国会に提出した憲法改正案でも、現憲法同様「外国人の配偶者や子供がいる人物は大統領になれない」と規定。修正も難しい情勢になっている。NLDは11月頃に予定される総選挙でも優勢とみられる。NLDが国会の過半数を取れば、新議員の投票でスーチー氏が大統領に選ばれる可能性は高い。改憲動議には20%の議員の同意が必要だが、NLD単独では改正案は出せない。国軍も改正には反対だ。今年4月には大統領・国軍最高司令官・両院議長らとの6者協議が実現したが、2回目はない。今回の改憲動議にはスーチー氏も署名した。改憲の手続き自体は進めたいとの意向。なおスーチー氏は総選挙ボイコットも「選択肢」という。

2 件のコメント:

  1. 総選挙ボイコッ」は避けるべき…。
    「待てば海路の日和あり」。

    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    総選挙ではスーチーさんのいるNLDが大躍進することは明らか。それから動いても遅くはないので、総選挙ボイコットは避けた方がいいですね。

    返信削除