2015年6月3日水曜日
(2578)中国軍が実弾演習へ
6月2日の朝日新聞より。中国軍は1日、ミャンマー政府と少数民族との内戦による爆弾被害が続いている雲南省の国境地帯で、2日から陸空軍の合同演習を行うと発表した。実弾演習も予定している。戦闘が収まらない状況を中国側が重く見て、事態の収拾を促す狙いがありそうだ。演習の期間は明らかになっていないが、演習区域には、3月にミャンマー軍機の爆弾が着弾して、住民13人が死傷した雲南省臨滄市耿馬タイ族ワ族自治県や、5月に5人が負傷した同市鎮康県などが含まれる。中国と国境を接するミャンマー北東部では2月以降、政府軍と中国系少数民族コーカン族の闘争が激化した。ミャンマー政府は関係者の責任を問う考えを示すなど鎮静化を図ったが5月に再び中国領内に被害が出たことから中国が強い対応に出たとみられる。
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ともかく、事実上の戦闘行為が早く終りますように…。
返信削除K.A.
K.A.さん
返信削除軍政側とミャンマーの各少数民族との話し合いはその後どうなったのかしら。その中でコーカン族だけに対しては徹底的に戦闘を継続するとの軍政側の意向も分かりにくい。どうも麻薬の匂いがするのだが。