2015年6月26日金曜日
(2602)「スーチー大統領」不可能 ミャンマー改憲案を否決
6月26日の朝日より。ミャンマー国会は25日、与党が今月提出した憲法改正案のうち、「外国人の家族がいる人物は正副議長になれない」とする条項の改正案を否決した。野党党首スーチー氏が次の大統領になれないことが確定した。この項目はスーチー氏を狙ったものとみられ、与党の改正案でもそのまま残っていた。NLDは修正を求めていた。NLDは11月に予定されている総選挙で優勢と見られているが、仮に勝利しても大統領にスーチー氏を推すことができなくなった。誰を大統領候補とするかが今後の焦点となる。採決後の記者会見で「改憲ができなかっただけで総選挙不参加とはならない」とし、総選挙での勝利に力を注ぐ意向を示した。大統領候補については「適切な時期に示したい」と述べた。一方改憲に必要な75%案も、原案通り残った。
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スーチーさん、不運ですな。
返信削除時期到来を町待ちましょう。 「待てば海路の日和あり」
K.A.
K.A.さん
返信削除前回の国民投票で、憲法案が90%以上の賛成で可決されているので、公式には誰も文句が言えません。軍政側の緻密な作戦の前に手も足も出せないのが現状。これからは、総選挙で、圧倒的な勝利を収め、国際世論に訴えるしか方法はないのかも。