2011年11月20日日曜日

(1286)インセイン刑務所での政治囚のハンスト

 アムネスティ・インターナショナルは11月4日、ビルマ当局は、インセイン刑務所にいる約15人の政治囚に対する劣悪な待遇を中止するよう、即座に行動を起こさねばならないと述べた。一部囚人に与えられた減刑が、自分たちに適用されないことに対して抗議するため、彼らは10月26日にハンストを決行、その翌日から刑務所当局はこの囚人たちに飲料水を与えることを中止し、これが11月2日まで続いたため、一部政治囚は脱水状態で死亡しかけない状況となった。この政治囚のうち2人は病院に送られ、8人は犬を収容するための独房に入れられた。アムネスティのドナ・ゲスト氏は、当局に対し独立した調査を要求した。ビルマの収容所の状態は多くの国際基準から考えて、とうてい十分とは言いがたい。3百人以上の政治囚が今年釈放されたが多くはまだ刑務所に残されている。追加釈放はどうなったか。

2 件のコメント:

  1. 新政権内部の反主流派は、相当強力と思われるので、ハンストは時期尚早であったのでは?
    それにしても飲料水禁止とは、言語道断!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    刑務所内部にいる囚人は、情報があまり流れないため、大局がわからぬままハンストに踏み切ったと思います。じっとしていた方がよかったかもしれませんね。(N)

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