2011年11月12日土曜日

(1278)ミャンマー改革 消えぬ警戒

  ミャンマー政府の突然の民主化改革で世論は揺れており、日本や海外の反応も様々だ。11月11日の朝日新聞は、標記の見出しの下、「冷めた市民 『見極めたい』」という小見出しで、ヤンゴン市民の反応をまとめている。軍政は5人以上の集会を禁じていたが、先月末「平和的デモ集会法」が上下院を通過、警察は十分かつ正当な理由がない限り、デモを禁じることはできなくなる。労働組合の組織や労働者の団体交渉権、スト権を認める「労働団体法」も先月施行された。在ヤンゴンの知識人や外交官は「新政権に改革が可能なのは軍政時代のように利権におぼれた経験のある人が少ないからだと見る。政党登録法の改正でNLDの政治参加も可能になった。「NLDが補欠選で大勝しても全体の議席の一部、15年の総選挙まで政権は安泰、この間に国際社会で地位を高め経済制裁を早く解除したいのでは」。

2 件のコメント:

  1. 新政権の民主化改革は、嬉しい誤算ですな。
    これからも、進展してほしい…。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    新政権がここまでやるとは、全くの誤算だったと思う。当のビルマ人も半信半疑の状態でしょう。今日のニュースでは、政治囚をさらに解放するとのこと、様子を見ましょう。(N)

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