2011年11月21日月曜日

(1287)アジアに民主化の風を 朝日社説

  今朝の朝日社説に「動くミャンマー アジアに民主化の風を」という社説が載っていた。ASEANは同国の議長就任を認め、米国は国務長官を派遣し、日本はODA再開を表明した。NLDは政治に再参加を決め、スーチーさんも補欠選挙立候補を示唆。新政権は、メディア、集会規制の緩和、ダム建設の凍結という施策を相次いで打ち出した。議長国になれば、軍政が強引に遷都した新首都ネピドーに米国の大統領ら主要国の首脳が東アジアサミットなどで集うことになる。外国報道機関を拒むこともできない。またASEANは民主化の定着を連帯保証する立場にある。10月の恩赦で釈放された政治犯は約200人に過ぎず、500人以上がまだ牢獄につながれている。対立が続く少数民族との和解交渉も進まない。何よりも、国会議席の8割は軍関係者で軍が国家を支配する構造に変化がないことに留意が必要。

3 件のコメント:

  1. ASEAN議長国という立場から、国内外の状勢が一層好転してほしい。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    たぶんよい方向に進むと思います。ただ実権は軍が握っており、民主化が進み過ぎると、クーデターでブレーキがかかる恐れもあります。(N)

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