2011年11月10日木曜日

(1276)元政治犯トゥイン リン アウンさん

 ミャンマー軍政下で民主化運動に加わり、獄中生活を送ったトゥインリン アウンさんが来日し、11月8日の朝日新聞にインタビューの内容が報じられた。彼はヤンゴン工科大学の学生だった1988年、反政府デモに参加、タイに逃れたが、帰国後の97年に逮捕され、中部のミンジャン刑務所に送られた。ここには約100人の政治犯が収容され、多くは独房、運動は許されず食事もわずか、他人との会話は禁じられ、孤独で正気を失う人、病気で亡くなる人もいた。本人は2002年に釈放。08年にタイに逃れ、現在はメソトを拠点に民主化運動を続けている。「全政治犯が釈放されない限り民主化の前進はない」、「一度釈放してもいつでも再逮捕できることを忘れてはいけない」。と(以上概要)。私も同感であり、(1206)、(1208)、(1208)で述べたネイミョージン氏の逮捕と絡め、全政治囚の釈放を期待する。

2 件のコメント:

  1. 先生
    御誕生日おめでどうございます。これからも 元気で T続けていらしゃって下さい。 私達ビルマ人にも御応援下さいませ。
    謹んで、
    Nandar

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  2. NANDARさん
    ありがとうございます。もちろんこれからもビルマ難民を支援していきます。でも「アポージーオーオーカーコンゴン」なので、いつまで続けられるか自信ありません。でも、たぶん来年11月までは大丈夫でしょう。(N)

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