2011年11月13日日曜日

(1279)日緬外相会議へのヒューマンライツウオッチの提言

  先日来の政治囚の釈放について、きょうはヒューマン・ライツ・ウオッチの見解を。「今回のビルマ外相訪日は、通商問題を論議するだけでなく、人権状況改善を求める重要な機会、日本政府は全政治囚の即時無条件釈放を行い、少数民族への戦争法違反行為を停止するよう強く要請する。NLDに政党としての再登録と、候補者の擁立を認めて欲しい。また、人道援助の実施に当たっては、少数民族が住む地域ではビルマ国内へのアクセスを改善することを確約させるべきだ。天然資源採掘への投資は、人権状況の著しい改善を前提にして欲しい。国内紛争地域での国軍による民間人への攻撃はカレン州、カチン州で続いており、約5万人が国内避難民となった。ビルマ政府からの援助拡大の要請に対して、日本政府は、人権侵害が停止し、責任者が処罰されることによって始めて傾聴されることを伝えるべきだ。

2 件のコメント:

  1. そのとおり!
    日本政府は、こういう正論を的確に取り上げるべき…。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    これらは大体正論といえるが、外交上の問題になると、相手が相手だけにそうもいえなくなる。そこが問題だ。(N)

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