2011年11月26日土曜日

(1292)ザガナ氏 「ミャンマーの夜明けだ」

  11月22日の朝日記事から。ミャンマーの有名コメディアンで、先月恩赦により釈放された政治犯の一人だったザガナさんが、テインセイン大統領の民主化への取り組みを評価し、「わが国は夜明けを迎えている」と語る一方で、全政治犯の早期釈放を訴えた。彼は88年、90年、07年、08年の4回投獄されたが、「刑務所の待遇は素晴らしいと言えるぐらい改善されていた、これは責任者(軍高官)が高い人権意識を持つ人に代わったため」という。釈放後会った軍出身の閣僚は「自分も一党独裁や軍政はよくないと思い続けていた」という。また彼は「若い世代の軍人には民主的な考えや、人権感覚を持った人が多い。我々は軍人を仲間として迎え、彼らを変えて行かねばならない」、「全員釈放されれば、国の問題の半分は解決できる」とも発言(以上概要)。ミャンマーの刑務所の待遇が改善されたとは嬉しい。

2 件のコメント:

  1. ミャンマーの夜明けとは嬉しいですな。
    全政治犯釈放も期待が持てそう…。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    ザガナ氏はミャンマー人なら誰でも知っている有名なコメディアンであり、過去4回刑務所にいたので、最近の変化に彼自身が驚いたのでしょう。「ミャンマーの夜明け」とはいい言葉ですね。ただ、今でも軍人主体の軍事政権であることには間違いありません。(N)

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