2011年11月16日水曜日

(1282)ミャンマー14年アセアン議長国に

  今朝の朝日新聞はミャンマーが3年後の2014年にアセアン議長国になる旨、アセアン外相会議で合意したと伝えた。外相会議は、インドネシアのバリ島で開催され、17日の首脳会議で正式に決定するとみられる。これによって、新政権が進める民主化改革で焦点となっている政治犯の釈放などの動きが、加速するのか、後退するのかが注目される。現議長国のインドネシアのマルティ外相は、「ここ数ヶ月ミャンマーでは議長国の就任を可能とさせる積極的な条件がつくられ、我々はこの勢いが続くことを願う」と合意の理由を説明。ミャンマーを国際社会に引き込み、改革の継続を促すことを狙ったものとみられる(以上概要)。新政権が望む一つの大きな目標が達成できたが、もう一つの経済制裁解除のほうはまだはっきりしていない。こちらが残っている以上、ミャンマー政府は民主化改革を続行すると思うが。

2 件のコメント:

  1. 政治犯釈放が実行されるまで、経済制裁は解除しないでほしいですな。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    難しい問題です。というのは、経済制裁を打ち切って、いち早く経済支援をはじめるのが日本です。この日本につられて米国も経済制裁を止める方向で動いています。日本政府は、先見の明があったと喜んでいるとか。(N)

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