2011年10月6日木曜日

(1241)ミャンマー経済の近況(10月3日:BS-1より)

  ミャンマーは23年ぶりの民政化であり、カメラは新首都ネピドーに入り、大統領府、国会議事堂、31の役所の整然とした広大な街を映し出した。一方ヤンゴンでは、スーチーさんの写真入の週刊誌が売られており、インターネットも反政府側のサイトが見られるようになった。ミャンマーの人件費は東南アジアで最も安く中国臨海部の約5分の1。政府はこれを利用して各国の視察団を呼び込んでおり、日本人視察団の一人はインスタントらーめんに興味を示していた。しかしビジネス基盤はすでに韓国、中国、タイに取られており、日本は出遅れ状態、民政化のいまこそ全力を出すチャンスだ。ミャンマーは疲弊した経済を立て直し、再来年のアセアン議長国も狙っている。鍵を握っているのがスーチーさん、いまは慎重に意味のある対話を続けたいという。政治囚2000人の釈放問題も残り、問題山積、まだこれからだ、と。

2 件のコメント:

  1. 段々と、スーチーさんが重要視されだしましたな。
    ご健闘、ご健勝のほどを!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    私もそのように思います。テインセイン大統領は、スーチーさんを恐れているみたい。ここが頑張りどころかと思います。(N)

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