2011年10月11日火曜日

(1246)ミッソンダムの工事凍結の流れ

  当ブログでは、ミッソンダムの工事について何回か取り上げた。(1197)8月11日、スーチー氏が「イラワジ・アピール」の中で、ミッソンダムについて社会・環境的悪影響の懸念を表明。(1228)9月1日、新国会議員5人が原告となり、ダム建設の正確な情報を求めて政府を告訴。(1233)9月12日、ウーゾーミン第一電力相が反論「この計画は絶対進める、環境調査には第三者であるBANCAに1億円支払い依頼しており3年は必要。我々は一銭も使わないで総発電量の10%の電力と、8%の商業税が入る」と。(1236)、テインセイン大統領は9月30日、ミッソンダムの工事を5年間凍結すると発表した。以上であるが、9月30日に、ビルマ河川ネットワークは、イラワジ川のすべての水力ダムについて、中国電力投資公司(CPI)による正式な工事中止を求める文書を提出。今度は中国の度量が問われる番だ。

2 件のコメント:

  1. こうして時系列に並べていただくと、わかりやすいですねー

    歴史は事実が過ぎ去ってから作られるものなのかなー、ともちょっと思ったり。

    この一連の記事の続きがどうなるか、怖いような楽しみなような。

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  2. STさん
    「歴史は事実が過ぎ去ってから作られるもの」のようですね。名言だなあ。これからしばらくは楽しいニュースが続くでしょうが、いずれテイン・セイン大統領もキンニュン首相と同じ運命では。(N)

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