彼のことは既に(1206)、(1208)でも紹介したが、2011年4月2日に電子通信法違反で逮捕され、その後8月26日に禁固10年の判決を受けた。罪状は知人に反政府的な情報をインターネットで送信したというもの。ここで問題なのは4月2日という日付、その3日前の3月30日にテインセイン大統領が就任し、新しい民政政権が発足したばかりなのだ。彼は新政権下で初めての政治囚なのだ。現在のミャンマーは反政府的な情報もインターネットで誰もが検索できる時代なのだ。もしいまであれば彼の逮捕はありえない。また彼は退役後、NLDグループの青年たちと献血運動を全国的に広めている最中であり、一方、サイクロン「ナルギス」の被災者救援活動にも力を尽くした青年である。このような好青年をなぜ禁固10年の刑に処するのか。昨日私は東京在住の実兄と共に専門家を訪問、彼は満足していた。
2011年10月26日水曜日
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全くの不運で、不幸でしたな。
返信削除次回の釈放時には、当然のこと、該当されますように!
K.A.
k.a.さん
返信削除全く不運でしたね。ですから余計釈放を願わずにはいられません。私はこれからも彼(と全政治囚)の釈放を訴えます。(N)