2011年10月12日水曜日

(1247)政治犯釈放へ 恩赦6300人に含める

  またまたミャンマーから大ニュースが飛び込んできた。今朝(10月12日)の朝日新聞1面と11面によれば、標記の見出しのほか、「釈放、制裁解除狙いか」、「ミャンマー国民和解も模索」と並んでいた。テインセイン大統領は、次から次へと新しい政策を発表して、世界を驚かしているが、ついに最後の切り札といわれる政治犯釈放を12日から実施することに踏み切った。人気コメディアンのザガナル氏や女性活動家スースーヌエイ氏も含まれるようだ。今回政治犯が多数含まれれば米国やEUへの強力なアピールになる。一方戦闘が続く少数民族の指導者らも投獄されており、釈放されれば国民和解という面でも前進しそうだ。スーチーさんは政府とも協力しつつ、欧米との間に立つ難しい立場だ。そのほか政府は労働組合の結成を認めた(以上概要)。先日国会風景で見た緑色の軍服を着た議員の顔が気になる。

2 件のコメント:

  1. いよいよ政治犯釈放、開始さる。
    世界中の熱い期待に沿って、順調に進展しますように!
    K.A.

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  2. K.A.さん
    政治犯釈放は、政府側の切り札の一つです。このほかに少数民族への自治権付与がありますが、こちらは実現が難しいと思います。政治犯全員の釈放は、今回規模の釈放があと10回は必要でしょう。(N)

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