2011年10月5日水曜日

(1240)定住制度第1陣の夫婦会見に思う

  私は私なりにこの問題の根源を探ってみた。難民認定の所管は法務省であるが、今回の第三国定住の難民の所管は外務省。法務省は難民認定の条件の一つに反軍事政権の集会やデモに積極的に参加しているか否かがある。いわゆる「顔を売る」ことが必要だ。しかし、外務省官僚(外交官)は、海外に行けば日本国の代表であり時に尊厳と思える姿勢も必要なのだ。また、外交上秘密事項が多く、情報管理の大切さを理解している。今回の定住難民に対しても外務省は目立つことは一切してくれるなという姿勢で、厳しい緘口令を敷いて関係者を近づけない。今回直接担当したのは、外務省の外郭団体「難民事業本部」だ。外務省の尊厳かつ機密保持を得意とする性格は決して悪くないが、本件では負の面が出た感じ。ビルマ難民と同じ目線に立ち、彼らが自治体やNGO、在日カレン人たちと談笑する雰囲気を!

2 件のコメント:

  1. なるほど、ビルマ難民と同じ目線に立って対応してほしいですな。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    第2陣もすでに来日しましたが、相変わらずの情報封鎖、何も流れてきません。こんなのでいいのかしら。(N)

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