2011年10月24日月曜日

(1259)ビルマ政治囚の釈放いまだ不十分

  10月12日、アムネスティインターナショナルジャパンが発表した国際ニュースに、標記の話題が記載されていた。ビルマ政府は10月11日に少なくとも120人(後日の発表では220人)の政治囚を釈放した。このニュースを聞いたアムネスティは、「当局は直ちに残されたすべての良心の囚人たちを無条件に釈放しなければならない」と。2007年後半から、約2000人もの人々がビルマの政治的理由で投獄された。「今回釈放された政治囚の多くは、釈放後再び政治活動を続けるでしょう。彼らが再び刑務所に放り込まれることがないように」という。ビルマにおける刑務所の環境は、国際基準から程遠い。ブーティータウン刑務所は2.4M×3Mの独房で、食事、水、医療対策が不十分。アムネスティは「ビルマにおける深刻な国際法上の重大犯罪について、国際調査委員会の設置を要請し続けている」と結んだ。

2 件のコメント:

  1. 政治囚の釈放問題、段々と世界の注目を浴びてきましたな。
    早く解決されますように!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    ビルマの政治体制が変わり、いまや政治囚はいてはいけない時代となりました。おそらく全世界から「全政治囚の釈放を!」という声がどんどん大きくなるでしょう。(N)

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