2011年10月25日火曜日

(1260)ビルマからの手紙⑩ (毎日新聞10月23日)

  「仏塔の都パガン 尽きない魅力」、「最大の財産は人」という見出しで、スーチーさんのビルマからの手紙は続く。今回はパガン近郊で生じたバイクタクシーの運転手による日本人女性殺害事件に触れ、深い哀悼の意を示した。次いで、パガン近郊のポゥパー山の伝説を紹介、スーチーさんの一行は山に登らずに裾野の国立公園を訪れた。ここには珍しいランやチョウが豊富で、あたりはひんやりしていて、壮大な火山と植物学者を恍惚とさせる緑の絶景を望むことができた。パガンは歴史、建築、芸術、自然美などを通じて多くのものを与えてくれるが、最大の財産は人だ。住民らは優しく礼儀正しく、人当たりがよい。この地のタラバの木陰にある「タラバ3」での食事は安く大変美味しい。パガン旅行の話はそろそろ終わりだが、この素晴らしい料理の話より良い終わりはあるだろうか。日本の皆さんパガンへどうぞ。

2 件のコメント:

  1. たしかにビルマを旅した人は一様に「とにかく『人』が良い!」と言いますよね。

    それだけに、あの事件はほんとうに残念で、衝撃的でした。
    日本や他の国の同様の事件とは、質を異にするのではないかさえと思いました。

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  2. stさん
    私もパガンは2回ほど行きました。夕方はほとんど人通りがなく寂しいところですよね。
    旅行者の方でも少林寺拳法を習った人以外はそれなりの注意が必要かと思いますが。

    話は違うけど、日本ではやたらにバラバラ死体とか、白骨死体事件が多くなりましたね。(N)

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