2011年9月1日木曜日

(1206)元国軍将校、電子通信法違反で禁固10年

  8月30日付のアジアプレスネットワークによれば、ビルマ国内でボランティア活動を行っていた元国軍将校ネーミョージン氏(35)が26日、電子通信法違反で禁固10年の判決を受けた。ネーミョージン氏は、元国軍大尉(大佐?)で、2005年に退役、、インターネットカフェを経営しながら、NLDの青年らが09年に結成したボランティアグループとともに、貧困にあえぐ人々を支援する活動を行ってきた。4月2日ヤンゴンの自宅で警察公安部に逮捕され、同氏の電子メールにNLDのウインティン書記宛の文書も含まれていたという。裁判所で判決を読み上げられたとき、同氏は「国のためを思っている青年に対しまったく不当なもの、控訴もしない」と述べたという。タイ国境で活動するビルマ政治囚支援協会(AAPP)によれば、1995人の政治囚が拘束されたまま。同氏はテインセイン大統領になって最初の政治囚。

2 件のコメント:

  1. なるほど、ビルマの現状は大変ですな。
    新大統領には、何らかの改善策を期待したい!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    元国軍将校、という人物は私の在日ビルマ友人の弟、6年前に軍人を辞めて、ナルギス被災者の支援活動に活躍、さらに献血組織を育成するなど、庶民のために活躍していた。またインターネットカフェを開くなどIT事業を展開していたが、このIT事業の中に政府側の気に触る事例があった様子、禁固10年はあまりにも長い刑期だ。(N)

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