2011年9月13日火曜日
(1218)ヤンゴンに戻った後に拘留
9月6日のイラワディ紙によれば、8月17日テインセイン大統領は、亡命者に帰国を促す声明を出したが(1193)、その後帰国したセインチョーライン氏(BBCビルマ語担当、ラジオフリーアジア勤務)がヤンゴンで拘留された。彼は、メソットでビルマ当局者と帰国について相談し、入国を実施したといわれている。一方テインセイン大統領の発言は、「国軍支配に抵抗して海外に亡命したビルマ人に対して、彼らがいかなる犯罪も犯さなかったならば、帰国できることを確認するために我々はチェックする」というもので、ここで言う「犯罪」の定義は未確認のままである(以上概要)。テインセイン大統領の発言は、在日ビルマ難民にも大きな影響を与えたが、今回のセインチョーライン氏の拘留や、先のネイミョージン元国軍大佐が献血運動に尽力したのに、禁固10年の刑を受けたこと(1206)は軍政時代と変っていない。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
クワバラクワバラ、まだ、当分軍政時代が続くのかな?
返信削除K.A.
k.a.さん
返信削除テインセイン大統領が、海外にいる民主化グループのビルマ人に帰国を促した途端にこの逮捕劇、一次盛り上がった帰国願望がまた冷え込んだ感じ。(N)