2011年9月14日水曜日

(1219)ビルマ国会の現状は意外と・・・①

  9月14日の朝日新聞1面・13面にビルマ国会の様子が掲載されていた。先月22日に始まった第二回国会の取材が、一部メディアに初めて許可されたのだ。下院議員の議席は440、総選挙で選ばれた4分の3は各出身民族の伝統衣装姿で、残りはカーキ色の軍人枠の議員。政府に批判的な発言でも議場で拍手が起きた。ビルマ人ディレクターも「これだけ自由に討論するとは」と驚く。市民も「政治の記事がずいぶん増えよい変化だ」とコメント、さらに質問しようとすると警察官が近づいてきた、監視の目は続いている。ある無所属議員が「大統領に囚人への恩赦を求めるべきだ」と発言、以前なら逮捕の可能性もある発言だが、トゥラシュエマン議長は「賛同者はいるか」と問いかけ、軍人議員からも2人が賛成した。内務相は議長に促され、大統領へ提案内容を報告すると約束、内容はマスコミで流れた(続く)。

2 件のコメント:

  1. 徐々ながら、民主化が進んでいくのかな?
    K.A.

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  2. k.a.さん
    この記事を読む限り、国会での民主化は進んでる感じ、でも外国人記者が傍聴しているというので「やらせ」が気になります。日本も得意ですが。(N)

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