2011年9月24日土曜日

(1229)第三国定住難民第2陣 日本へ出発

  今朝の朝日新聞によると、「ミャンマー難民が日本に出発」との見出しで、「第三国定住制度」に基づき、日本が受け入れるミャンマー難民(カレン族)4家族18人が23日タイ北西部にあるメラ難民キャンプを出発した。29日に日本に到着予定。3月に発足したテインセイン政権は難民に帰国を呼びかけているが、同キャンプのトゥントゥン委員長は「信じる人はほとんどいないし、国境を越えてくる難民も減らない」と。日本に向かう20代の男性は「自由と子どもの教育のために平和のない祖国には戻れない」と話した(以上概要)。第1陣は昨年9月末に5家族27人で来日したが、ご存知の通り日本側の受け入れ態勢は滅茶苦茶、来日難民に大分迷惑をかけたようだ。今回の第2陣も、この情報は入手していたようで、すでに2家族8人が来日を辞退している。情報規制をやめ、自治体やNGOを活用したらいかがかしら。

2 件のコメント:

  1. NGOも含めた総合受入れ体制が、早く整備されないと、いけませんな。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    この事業は、外務省⇒難民事業本部⇒末端農家と流れますが、すべて丸投げ、おまけに情報が漏れないように第三者機関はすべて排除、こんなお粗末な体制ではうまくいくはずがないですね。ご指摘のように、NGOや地方自治体を含めた再構築が必要。(N)

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